猫を飼っていると必ず一度は悩まされるのがトイレの臭い対策です。
我が家も飼い始めてすぐに部屋が猫のトイレで臭くなる問題が発生しました。でも、今ではトイレは全く臭わず快適な猫ライフを送っています。
今回は、私たちが猫のトイレの臭いを解消した方法をご紹介します。
格安な猫トイレの臭い対策法、これなら長時間の外出後も臭わない！
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共働きはこまめに猫トイレを掃除できない
我が家は共働きなので日中誰も家にいないので１日に１回しか猫トイレの掃除ができません。そのため、ちゃんと消臭されないトイレだと１日中、猫の便の臭いが部屋に充満していることになります。
臭いは早く対策しないと壁紙に染みついて取れなくなる可能性もあります。
「それは絶対に避けたい！」
そんな思いでなんとか臭いが出ないトイレが無いかと探していました。共働きである私たちにとって理想のトイレの条件は以下の通りです。
- ケージに入る大きさであること
- 処理が１日に１回で済むこと
- 臭わない猫砂であること
- 誤飲しても安全であること
- ランニングコストが安いこと
なかなか贅沢な条件です。
我が家の猫は、外出中は大きなケージで過ごしてもらっています。そのため、ケージに入るサイズの大きさのトイレである必要があります。
更に頻繁にトイレの処理ができないので処理は１日に１回で済むものが好ましいです。おまけに以前紙の猫砂を誤飲したことがあるので、誤飲しても安全な猫砂が良いと思っていました。
そして、猫砂といえども月単位で見ても１０００円単位の出費になるのでランニングコストが安い猫砂が理想でした。
そんな贅沢な条件のトイレを探していたので当然なかなか見つかりません。でも、必死で探した結果、ついに良いトイレを発見しました。
システムトイレで臭い対策になるのか？
それはユニチャームのデオトイレです。デオトイレは、猫用のシステムトイレです。大人の猫用と子猫用の２つがあるのですが、私が買ったのは子猫用です。
このシステムトイレです。
子猫用にしたのは、サイズが３５cm x ５５cmとちょうどケージに収まるサイズだったからです。
システムトイレは、猫トイレの臭い対策を考えた頃から候補にありました。しかし、値段が高かったのでダイソーの水切りで自作しようかとも考えたのですが、手間と値段を考えたら圧倒的デオトイレに軍配があがりました。
値段も２０００円程度と安く、手ごろだったのでこれで臭い対策になればという期待も込めて試してみることにしました。
デオトイレで臭い対策になるか？
デオトイレは、中に猫砂が同封されています。
これはシリカゲルという成分の猫砂なのですが、固くて少し重い感じの砂です。
もともと軽い紙の猫砂を使っていたうちの猫は、重たいからもしかしたら嫌がるかなと心配になりましたが問題なく使用してくれました。
さて、シリカゲルの猫砂も含め使ってみた感想は？
システムトイレは、掃除が楽で臭わないというイメージがあり期待していたのですが、正直期待はずれでした。その理由は先程も書いたシリカゲルの猫砂です。猫砂自体に消臭成分があると書いてあるのですが、残念ながらすごく臭いました…
紙系の猫砂は、その紙に消臭成分があって、おしっこを吸い取って消臭してくれるのですが、この猫砂はおしっこを吸い取る前に下にあるトイレシートに直行です。
トイレシートに完璧な消臭成分があればいいのですが、思っていたほど消臭効果もなく、１日置くとおしっこの臭いが部屋に充満していました。更に、トイレ後に砂を取って見てみると、すのこ状になっている部分がおしっこで黄色くなってしまい清潔感に欠けます。
不満ばかりですが、唯一、トイレの処理は希望通り１日に１回になりました。
やはり１日１回で処理が済むのは楽です。システムトイレの楽さがとても良かったので、なんとかデオトイレを使っていきたいと思いました。
さて、臭いの原因なのですが、デオトイレ自体は悪くないのは明白で、原因は猫砂かトイレシートのどちらかです。なんとか臭いが消えないかと思い、トイレシートにクエン酸を撒いたりしたけど消臭効果はほぼなし。
「システムトイレでも臭いは消えないのかな…」
そう思っていたところに思わぬ救世主が現れました。
デオトイレ＋ホワイトペレットで臭い対策になるか？
それはホワイトペレットです。
これは猫砂にも使える木屑で、木製ペレットとも言うらしいです。（ここではホワイトペレットと統一して呼びます）
そして、猫砂をホワイトペレットにしたら驚きの結果が出ました。
- トイレが臭い
- すのこが黄色くなる
- 掃除が大変
- 猫砂にお金がかかる
これらの問題が全て解消されたのです。
（※ホワイトペレットの特徴とオススメについては「どれが一番安心？猫トイレ用ホワイトペレットのメリットとデメリット」を参照してください）
まさに猫トイレ革命です！
猫のトイレの臭い対策で一番は？
猫のトイレの臭い対策で一番はこれです！
システムトイレ＋ホワイトペレットです。
私は、今でもユニチャームのデオトイレを使っていますが、トイレは全く臭いません。長時間の外出から帰ってからも、猫がおしっこをしたかわからないほどです。逆にホワイトペレット特有の木の香りが漂って、トイレ付近が爽やかな香りになっています。部屋自体の消臭効果もあるほどです。
紙の猫砂と違い、トイレの処理もトイレシートを１日に１回変えるだけで済みます。トイレシートは特にこだわりもなく、消臭効果など無視で、180枚で1300円程度の激安な物にしました。それでも、ホワイトペレットを多めに敷き詰めておけばペレットがすのこの蓋になって全く臭わないのです。
やっと理想のシステムトイレが完成しました。
- 値段が安いデオトイレ
- 値段が安いホワイトペレット
- そこらで売っている格安ペットシート
この組み合わせが経済的にも臭い対策にも最高です。デオトイレの子猫用ならさほど大きくないのでほとんどのケージには入ると思います。ですので、共働き夫婦や一人暮らしのケージ飼いの猫にも使えます。あなたも猫のトイレの臭いに悩まされているなら一度試してみる価値はありますよ。
追記: 更なる問題発生
デオトイレとホワイトペレットでトイレ対策は完璧と思っていたのですが、我が家では更なる問題が出てきました。
それは我が家の猫がたまにトイレの隅の木屑が無い所でオシッコやウンチをしてしまうことです。これではどうしてもトイレに汚物が付いて清潔感に欠けるし、臭ってしまうこともあります。
トイレの丸洗いすれば問題ないのですが、毎日トイレを丸洗いするわけにはいきません。そんな時は殺菌消臭剤で汚物の付いた所だけ部分洗いするのがオススメです。
ただ、何でも舐める猫の使用する物に殺菌消臭剤を使うとなると少し危険な気もします。そんな時は、舐めても安心な殺菌消臭剤がオススメです。
カンファペットという消臭剤です。
これは殺菌だけでなく消臭力もかなりあります。
市販の消臭剤に比べると少し高額ですが、安全性はかなり高く、トイレの臭い消し以外にも使用用途も多彩なのでかなりオススメの消臭剤です。効果や使用感はこちらでレビューしています。
猫ちゃんがトイレを汚すというお悩みがある、または臭い対策を厳重にしたいというならぜひ一度読んでみてください。
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