猫を飼うにはいくら必要?月々と年間の出費を計算してみた!

猫を飼うにはいくら必要?月々と年間の出費を計算してみた!

猫を飼うにはもちろんお金が必要です。しかし、猫を飼ったことがないと月々いくら必要なのか、年間ではいくら必要なのかがわからないのではないでしょうか?
猫を買う予定ならそれらの金額を知っておくことは重要です。今回は猫を飼うとき、月々と年間でいくら必要なのかを私の経験を基にご紹介します。

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猫を飼う時に必要な費用は?

猫を飼う時、必要な費用は月ごとと年ごとに分けることができます。
そして、その内訳は以下の通りです。

月ごと

  • ご飯代
  • 猫砂代

年ごと

  • 健康診断の費用
  • フィラリアの薬
  • ペット保険の保険代

最低限必要なのはこれくらいです。では、それぞれいくら必要か見て行きましょう。

猫を飼うと月額でいくら必要になるの?

まずは月ごとに必要な費用を見てみましょう。

ご飯代は意外と高い

まずはご飯代です。
ご飯代は、猫の大きさに比例して食べる量が増えるので出費が多くなります。我が家の猫は、6キロ近くある大型の雑種なので食べる量も少し多めです。

また、ご飯はメインにする食材がウェットフードかドライフードかで値段が大きく変わります。

我が家では、値段のことも考えてドライフードをメインで与えています。ただ、ドライフードだけだと毎日同じ味になってしまいかわいそうなので、1日に一缶、朝昼晩とウェットフードを小分けにして与えるようにしています。

ドライフードはナチュラルチョイスを与えています。


【ナチュラルチョイス】室内猫用 アダルト チキン 2kg (Nutro NATURALCHOICE ミートシリーズ ドライフード)

これは一袋2キロで2,300円くらいのそこそこお手頃なドライフードです。ウェットフードとの併用なので消費量は少なめです。1ヶ月で約一袋(2キロ)を消費します。

ウェットフードは、モンプチや黒缶など色々な種類をあげています。


アソート モンプチ セレクション 添え 85g 3種各4缶 計12缶 キャットフード モンプチ ネスレ 関東当日便

これは一缶70円から120円くらいです。平均で一缶約90円くらいになります。毎日一缶あげるので1カ月だと30缶になります。

合計すると、

2,300+(30×90)=5,000円

1ヶ月で食費として約5,000円を使っています。

猫砂は選び方次第では安く済む

次に、猫砂代です。我が家ではホワイトペレットという木質の猫砂と紙の猫砂を併用しています。

ホワイトペレットは、かなり経済的な猫砂です。システムトイレの猫砂として利用できるのですが、一袋10kgで600円くらいで済みます。そして一袋で約2ヶ月くらいは使えます。


【国産ホワイトペレット】奥美濃の里木質ペレット10kg 岐阜県産杉使用【RCP】

ホワイトペレットは臭い対策やトイレ掃除のことを考えても猫砂として本当にオススメです。
こちらで詳しく書いているので良かったら見てください。

どれが一番安心?猫トイレ用ホワイトペレットのメリットとデメリット

紙の猫砂は、ホームセンターで売っている1.4リットルで1,000円くらいのものを使っています。使用場所は二階のトイレです。ホワイトペレットではなく紙の猫砂を使う理由は、トイレにそのまま流せるので掃除の時に排便のゴミをわざわざ外のゴミ箱に捨てに行かなくても良いからです。ホワイトペレットだと毎日トイレシートを交換しなくてはいけません。わざわざそのゴミを外に捨てに行くのが手間なので二階は紙の猫砂を使っています。

紙の猫砂は、二階だけなので使用頻度は低めです。1ヶ月で一袋くらいで済みます。

2つを合わせると合計で、

(600÷2)+1,000=1,300円

猫砂代として、1ヶ月で約1,300円を使っています。


毎月に必要な費用はこれだけです。我が家では、猫を1匹飼うことで月額6,300円くらいの出費をしています。

年ごとの費用は高額なものが多い

次に年ごとに必要になる費用です。

猫も健康診断は必要

まずは健康診断の費用です。これは私が行く病院だけかもしれませんが、約半年に一度くらい定期健診のお知らせが来ます。強制ではありませんが、病気の発見が遅れてしまったら猫も私もお互いに辛いので私は毎回行くようにしています。この費用が半年に一回で約1,000円くらいです。

かなり高いフィラリアの薬

次はフィラリアの薬です。フィラリアは蚊が媒介する病気で、猫がこれに感染すると命に関わるかなり恐い病気です。感染するのを予防するため、毎年4月から12月までの約9ヶ月の間、毎月一回薬を付ける必要があります。

我が家の猫はレボリューションという薬を使っています。こんな感じの薬です。

この薬はかなり値段が高く、一本約2,000円くらいします。毎月投与するのでこれが年間で9本必要になります。
購入は、病院で一括で購入するため、ある月に9本分で18,000円の出費が出ることになります。

もしもに備えるためにペット保険は必要

そして、次はペット保険代です。ペットの怪我や病気の治療費は、高額になると何十万円も行くことがあります。もしものときに備える為にもペット保険はかなり重要です。

ペット保険は、プランによってかなり値段が変わります。また、歳と共に値段も高くなっていきます。

※ペット保険についてはこちらでも詳しく書いています。よかったら参考にしてください。

猫のペット保険はどれがよい?間違った保険を選ばないための3ステップ

我が家の猫は一歳なのですが、ペット保険で年間約13,000円くらいの支払いをしています。

年間で必要な費用の合計は?

これが年間で必要な経費です。
合計をすると

病院 : 2,000円
フェラリアの薬 : 2000 x 9 = 18,000円
ペット保険 : 13,000円
合計 : 33,000円

合計で33,000円となりました。先ほどの月ごとに必要な経費と合わせると、

(5,000+1,300)x12+33,000=108,600円

年間で約11万円となりました。

ここで提示したのは最低限の金額

注意しなければいけないのは、これは最低限必要な金額ということです。シャンプーを頻繁にしたり、おもちゃを買ったりすればさらに出費は増えます。また、気性が荒かったり、やんちゃで怪我が多ければさらに出費も増えるでしょう。

猫の平均寿命は家猫で約13〜15歳くらいと言われています。今回の計算からわかることは、猫を一生育てるには最低でも150万円は必要になるということです。怪我や病気を考慮したら200万円以上必要かもしれません。

あなたが今、猫を飼うことを検討しているならこの事をちゃんと知っておいてください。

猫は生き物です。使い捨てではありません。一度飼い始めたら一生面倒を見ないといけないのです。そのため、飼う前に経済的にもちゃんと飼育できるか知ることは大事です。飼った後にこんなはずではなかった、などと思わないためにも必要な費用はしっかりと把握しておいてくださいね。

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