猫と暮らす。赤ちゃん産まれるなら絶対に知っておくべき6つの注意点

猫と暮らす。赤ちゃん産まれるなら絶対に知っておくべき6つの注意点

猫を飼っていていると赤ちゃんに対してどんな行動を取るのだろうかと心配になることもありますよね。今回は、我が家のことを例にして、赤ちゃんと猫が共存するための注意点をご紹介します。

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猫と赤ちゃんは共存できる

猫を飼っていない人の中には、妊娠をしたら猫は捨てなさいと言う人もいますよね。確かに、猫は妊娠中であれば先天性トキソプラズマ症、赤ちゃんが生まれてからは赤ちゃんに対する攻撃や感染症などの危険があります。

だからといって猫を手放す必要があるのでしょうか?今よりも住環境が悪かった昔から、多くの赤ちゃんが猫と共存してきています。その中でどれくらいの人が猫によって大変なことになったでしょうか?もし多ければニュースになるはずですし、産婦人科や役所などから妊娠したら猫は絶対に手放してくださいと勧告されるはずです。そう考えたら手放す必要はないとわかるかと思います。

しかし、猫を飼うということは、猫がいない家庭より当然危険が多くなります。子育ての手間がかなり増える覚悟だけはしておきましょう。

猫と赤ちゃんが共存するための注意点とは?

私が猫と一緒に子育てをしている中で感じた猫と暮らす時の注意点をご紹介します。

#1.猫が環境の変化で暴れる

猫は人に懐くのではなく住居に懐くと言われるくらい環境の変化を極端に嫌います。そんなあなたの家に見知らぬ赤ちゃんが来ると、縄張りに異端者が入ってきたと認識する可能性もあります。中には環境の変化で極端に暴れたり、嘔吐したりすることもあるそうです。

我が家の猫は、最初は戸惑って赤ちゃんに興味を持っていましたが、暴れたり嘔吐したりすることはありませんでした。しかし、私の知人の家の猫は、暴れて嘔吐までしたそうです。

赤ちゃんが産まれたら、入院中に赤ちゃんの匂いが付いたものを猫に与えて匂いに慣れさせると猫が赤ちゃんを受け入れやすくなるそうです。

#2.アレルギーの原因になる

猫の毛はアレルゲンになります。猫と一緒に住むということは、猫の毛か舞っている部屋で赤ちゃんが暮らすことになります。そんな中で赤ちゃんが猫の毛をたくさん吸い込むとと猫アレルギーになる可能性があります。

私は最初は猫がいる環境で育った方がアレルギーに強くなると思っていました。しかし、その考えは逆でした。アレルギーは、アレルゲンが許容値を超えて身体に摂取したときに起こります。つまり、普段の生活で軽く猫と接するくらいではアレルギーが出ない子でも、家で飼うとなると猫の毛などを大量に吸い込むことになり、猫アレルギーが発症する可能性が出てくるのです。猫と暮らすということはこのリスクを負いながら生活することになります。

これの対策として、我が家では猫避けの蚊帳を使いました。目が細い蚊帳なので猫の毛と攻撃の両方を防げます。こちらの商品です。


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しかし、結果はダメでした。これについては後ほどお話しします。

猫アレルギーの対策としては、頻繁に部屋を掃除する、ブラッシングをする、猫をお風呂に入れて洗うなどが効果的ですです。あと、乾燥すると毛が舞いやすくなるので、冬場など乾燥する季節は部屋の湿度を高くするのが良いでしょう。これに関してはこちらでも詳しく書いています。参考にしてください。

猫の抜け毛、なんとかなりませんか?今日から簡単にできる対策方法とは

#3.猫が赤ちゃんにイタズラをする

猫は赤ちゃんには基本的に興味を示さないと言われますが、これは猫次第です。あなたの家の猫ちゃんはもしかしたら興味を示すかもしれません。場合によっては攻撃する可能性もあります。

我が家の猫は最初は興味を示しました。匂いを嗅いで、そのあとしばらく赤ちゃんのそばにずっといました。それからほとんど興味を示さなくなりましたが、たまに赤ちゃんのそばにいって優しく猫パンチをしたりしています…

しかし、我が家の場合は、直接危害を加える行動はしないのですが、間接的にイタズラが多くてものすごく困っています。オイルヒーターを使っているとその上に乗ったり、赤ちゃんのいる部屋で暴れたりもします。先に述べた赤ちゃん用の蚊帳も設置した直後から興味を持ってしまい、それをつかって遊ぼうとしてしまいました。結果、置かない方が安全ということで設置は諦めました。

このように、興味を持たれると赤ちゃんからも猫からも目が離せなくなります。猫が赤ちゃんに興味を示す原因は、おそらくは嫉妬からきているのではないかと思います。私の家も、それまでは猫と遊ぶことが多かったのですが、赤ちゃんが来てからはほとんど遊べていません。それらの理由もあって気を引いたり、遊んでもらいたくて暴れているのではないかと思います。

暴れさせないためには、赤ちゃんが生まれる前から猫に一人遊びを覚えさせる。必要以上に甘やかさないというのが良いのではないかと思います。もしそれができなかったのなら、家族の誰かが1日の少しの時間を猫と遊び、しっかりとストレスを発散させて疲れさせると良いでしょう。

#4.猫が赤ちゃんに攻撃をする

先にも述べたように、赤ちゃんが来ると猫が嫉妬から赤ちゃんに攻撃をする可能性があります。もし興味を示さなかったとしても、走りまわった時に誤って猫が赤ちゃんを踏み潰す可能性もあるので注意が必要です。

家の中で猫を放し飼いをしているなら、突然スイッチが入ったかのように暴れ出すのを経験したことがあるのではないでしょうか?あれがものすごく危険なのです。興奮して暴れ出すと、意図せず赤ちゃんを踏む可能性もあります。

猫が赤ちゃんの近くにいるときは遠ざける、もしくは絶対に目を離さないようにする必要があります。また、普段からたくさん遊んでストレスを発散させてあげるようにしましょう。

#5.音が鳴るおもちゃが使えない

ガラガラなど、音がなるおもちゃは、赤ちゃんと一緒に猫が反応して寄ってきてしまいます。そのまま一緒におとなしく遊んでくれるならよいのですが、その音に興奮して暴れると赤ちゃんが踏んだりしてケガをする恐れもあります。また、おもちゃを猫が舐めて赤ちゃんがさらにそれを舐めて病気の原因になる可能性もあります。これは次に詳しく述べます。

#6.病気の原因になるかも

最後は病気の可能性です。妊娠中に猫が原因で起こり得る病気としては、先天性トキソプラズマ症があります。実はこれは実は猫が原因になることはほとんどありません。それよりも怖いのは、赤ちゃんが生まれてからです。今回の記事はこれが言いたくて書いたようなものです。意外と知られていない事実なので絶対に注してください。

猫の口の中は菌がたくさんあります。赤ちゃんは菌に弱いので猫が赤ちゃんの手を舐め、その手を赤ちゃんが舐めることで猫の菌が赤ちゃんに移る可能性があります。

以前、テレビで赤ちゃんが突然脳炎になり、死にかけるというものがありました。その原因がパスツレラ菌というどんな猫でも持っている菌だったのです。

テレビのケースでは、たしか猫が哺乳瓶を舐めてしまい、舐めたと気づかずに使ってしまって感染したというものだったと思いますが、哺乳瓶に限らず、おしゃぶり、おもちゃ、ガーゼから服まで、赤ちゃんが舐めそうな物はたくさんあります。これらに関しても気を使わなければいけません。赤ちゃんが身に付ける物は、極力出しっぱなしにしないようにしましょう。

また、猫の便に入っている可能性のあるリステリア菌という菌にも注意が必要です。これも乳幼児が感染すると致死率が高い菌です。猫のトイレを常に清潔に保つこともとても大事です。

猫と赤ちゃんを共存させるために必要なこととは?

このように、猫がいると赤ちゃんの世話がかなり大変になります。赤ちゃんと猫が絡む姿はとてもかわいいし、大きくなったら遊び相手にもなってくれるので、猫と生活するメリットはたくさんあります。しかし、そのメリットを享受するためには気を付けないといけないことがたくさんあるのです。

猫と赤ちゃんが共存するために大切なことは、とにかく注意をすること、赤ちゃんを一人にしないこと、そして、部屋と猫をキレイにすることです。汚い環境で生活するとアレルギーだけでなく、最悪、命の危険も出てきます。猫と赤ちゃんが幸せに共存するためにも、リスクをしっかりと理解し、気を付けてあげるようにしましょう。

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