猫は犬ほど何でも食べるわけではありませんがそれでも誤飲は起こりえます。
性格にもよるのでしょうが、我が家の猫は何でも口にしてしまうので誤飲が多く目が離せません。
今回は誤飲に関して少し書かせていただきます。
猫は犬ほど何でも食べるわけではありませんがそれでも誤飲は起こりえます。
性格にもよるのでしょうが、我が家の猫は何でも口にしてしまうので誤飲が多く目が離せません。
今回は誤飲に関して少し書かせていただきます。
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まず、我が家の猫に起こった誤飲のケースをご紹介します。
我が家では暴れまわる猫から床を保護するためにクッションマットを敷いていました。
そのクッションマットをたまに噛んでいる事があったのですが、クッションマットなんて食べるはずないだろうと思い、注意もしていませんでした。
しかし、ある日の朝、いきなり猫が苦しみ出して必死に何かを吐こうとしているのです。
私はビックリしてその様子をオロオロしながら見るしかなかったのですが、数分後、大きさが3~5cmほどの大きな塊を吐き出しました。
慌ててその異物を拾ってみると、なんとクッションマットの破片でした。
吐き出したのは一回ではありません。その日のうちに3回ほど苦しみ、計3回の嘔吐で4個の大きなクッションマットを吐き出しました。
他には、ある日カーテンホルダーの紐の部分を食べ、次の日にうんちで出てきたり、おもちゃのネズミや紐を食べてしまったこともあります。
我が家の猫はとにかく誤飲を多くします。
そんなわけで、これ以上誤飲をさせない為にも、誤飲によって起こる症状とその対策を調べるに至りました。
では、本題に移ります。
誤飲をすると、どんな症状が出るのでしょうか?
大きくわけて以下の4つの症状のどれかが起こります。
1.ウンチに混ざって出てくる。
2.胃の幽門を通らず吐き出す。
3.腸に詰まる。
4.喉に詰まる。
下へ行くほど危険な症状になっています。
これは一番安心なパターンです。
誤飲をしてもウンチに混ざって出てくるパターンはかなり多いです。
我が家では誤飲をしても大抵ウンチに混ざって出てきています。
本来なら誤飲をしたらすぐに病院へ行くべきなのですが、あまりにも誤飲が多いので慣れてしまいました…
最近ではは小さな物なら様子見をします。多くはウンチに混ざって出てくれるからです。
出てくるまでに要する時間は、我が家の猫の場合、誤飲後、約1日から1日半くらいです。
紐状のものや小さいものは、表面には現れずうんちの中に混ざるので、ほぐして分解してみないと分かりません。
誤飲をしてしまったら、その直後のウンチからイヤでも中身を確認するようにしましょう。
うちの猫がクッションマットを食べた時は、おそらくこのパターンでした。
飲み込んだものがあまりに大きいと、胃から腸への入り口である幽門という所を通ることができず、逆流して吐き出すそうです。
獣医師の方に聞いたところ、吐き出すまでの期間はバラバラだそうです。
1年後に出てきたなんて例もあるそうです。
腸に流れようとして詰まったら吐くので、胃から腸へ流れようとしなければずっと胃に居座る可能性もあるということです。
誤飲をしても、食べたものを全て吐き出せば安心です。ただ、吐き出すときに大きな物だと喉に詰まる恐れもあります。
喉に詰まると最悪、窒息なんてことも起こりえます。
大きな物を飲み込んだことがわかったらできるだけ早く病院へ行ってください。
誤飲した直後で胃にまだ誤飲物があれば内視鏡で取れる可能性もあります。内視鏡で済めば治療費も安くなります。
腸に詰まるのは誤飲の中でも起こりやすく危険なパターンです。
腸まで流れて詰まってしまうと腸閉塞を起こす可能性があります。腸閉塞になるとウンチが出なくなります。
誤飲後、ウンチが出なくなったら危険なサインなのですぐに病院へ連れて行ってください。
腸に詰まって特に危険なのは紐状の物です。
ひも状の物が腸に詰まると、絡まって取れなくなり、腸を壊死させるような状態になることもあるそうです。
紐は細いから腸を簡単に通るなんて思ったら大間違いです。長い紐状の物を誤飲したら危険だということは覚えておきましょう。
喉に詰まるのは最悪のパターンです。
応急処置で吐かせる方法もあるそうですが、下手なことは教えられないので割愛させていただきます。
応急処置については、素人がやると危険な可能性があります。また、緊急の状態では気が動転して上手くできるとは限りません。
自分で処置をする前に、いち早くまず最寄りの病院に行くことを考えてください。
また、そんな緊急の時のために、最寄りの動物病院と診察時間を確認しておきましょう。
休診も考えて3個くらい候補があると良いでしょう。
誤飲は無いに越したことはありません。では、誤飲を防ぐためにはどうしたら良いのでしょうか?
まずは、自分の家の猫が何を誤飲する可能性があるかを把握することです。
誤飲といってもその対象物は色々あるし、猫それぞれによって何を食べてしまうかも変わってきます。
うちの猫は、クッションマットと紐状の物はたべるけど、猫トイレの砂は食べません。(昔は食べてましたが大きくなるにつれて食べなくなりました)
もしかしたら、あなたの家では逆かもしれませんよね。対策を考える前に、何を口にしているのかを観察するようにしましょう。
何を食べるかを把握したら、次にやることはそれを徹底的に排除することです。
我が家の場合だと、クッションマットを食べてしまうので、スポンジ系の柔らかいものは目に見える場所には置かないことにしました。
ずっと猫を見てるわけにはいきませんからね。目に見える場所に置かないだけでも誤飲の可能性はかなり減るので安心して過ごすことができます。
誤飲するものを排除したら、次は誤飲をしていた原因を探ることが必要です。
誤飲にはいろいろな原因があります。もしかしたらお腹が空いているかもしれないし、遊び道具が少なくてストレスが溜まったいるかもしれません。高いところに乗れなくてイライラしているかもしれません。それらの原因を探るようにしましょう。
我が家は遊びが足りないときによく誤飲をする癖がありました。
誤飲をなくすために、普段から時間のある時は多めに遊んであげるようにしたら誤飲が減りました。(まだ完全に無くなってないですが…)
誤飲をしたら、場合によっては手術をして誤飲物を取り除かなくてはいけなくなることもあります。
お腹を開いて異物を取り除く手術をするとなると、金額では10万円以上必要になるそうです。そんな時に保険に入っていれば金銭的にかなり助かりますよね。
我が家の猫が誤飲をして、病院へ連れて行ったときに分かったことなのですが、誤飲したものをどのように除去するかの判断は私たち飼い主に委ねられます。
私が病院で相談した時は、まだ誤飲物があるかもしれないので、バリウムを飲ませて検査をするか、内視鏡で胃の検査をするか、このまま様子を見るのかの判断を迫られました。
結局、猫ちゃんが元気に走り回っており、ウンチがちゃんと出ていたとので様子見をすることを選びました。
その時、嫌な話なのですが、それぞれの検査にお金がいくら必要になるのだろうか、ということを考えてしまいました。
命はお金では買えないのですが、料金が高い検査をすることに躊躇してしまったのです。
ここで保険に入っていれば、お金を気にすることは無かったでしょう。
保険はこういう時のために必要なんだと改めて感じました。
ペット保険に入る時に気を付けてほしいのが、誤飲が保険の対象外になっている保険が意外と多いということです。
例えば、ペット保険で調べるとオススメ度の高いペッツベストは誤飲は対象外になっています。
他にも多くのペット保険で誤飲は対象外になっているので、誤飲に備えるためにペット保険を選ぶ時は、補償内容は絶対に確認するようにしましょう。
私がおすすめする保険は「アイペット保険」です。
料金も安く誤飲も対象に入っています。
この保険は子猫向けの保険です。ペッツベストよりも病気に対する補償は少ないですが、子猫の事故に対してはこっちの方が良い保証が付いています。
詳しくは「もう悩まない!猫の高額な治療費への不安を無くす格安で高補償の保険とは?」をご覧ください。
誤飲はいつ起こるかわかりません。
私は、実際に誤飲が起こってからペット保険を検討し始めたのですが、誤飲をした時、ペット保険に入っていなかったことをとても後悔しました。
できることなら誤飲をしてしまう前に保険に入ることをオススメします。
保険は予測がつかない事態に備えるためのものですからね。
あなたの猫ちゃんに誤飲癖があるのであれば、誤飲をなくすための対応を今すぐにしてください。
また、誤飲をしてしまった後に躊躇なく治療を行えるよう、保険も忘れないようにしてくださいね。
[shitsuke]
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